HAIRCATALOG

新しいヘアスタイル。そしてスタイリストの想い。/Lilio 城貴利

 

 小学生6年まで僕は祖母にカットをてもらってました。山奥に住んでいたため、村には美容院はありません。そんな中、友達がカッコいい髪型になっていて、憧れを持つようになりました。隣町にある美容院に行きたいとお願いをして連れて行ってもらい、自分自身の劇的な変化に感動を受け、その時から美容師を志すようになりました。

ハサミ一本でお仕事をしている姿がとてもキラキラしてみえて、いつか僕も「感動させたい」と、将来の夢が一つできました

そして専門学校卒業後2016年、美容師としての人生がスタート。

幼い頃から、手先や運動神経には定評があり、細かい作業やカットラインなど繊細な技術を伴う美容師に向いていると思っていました。でもそれは社会人になるまでの理想と想像でしかなかった。

一流の美容師として求められるスキルはあまりにも多く、簡単に手に入るものでもなく、今でも完璧とは言えないであろう。

僕の同期はほとんどの人が美容師を辞めてしまいました。色々な理由があるとは思いますが多くはそのスキルの習得の壁にぶち当たり、思うように行かず自信をなくし「自分には向いていない」と諦めてしまう人が多いと僕は思います。

僕もその中の一人だったのかもしれません、壁はとても分厚く高いもの、ベルリンの壁×100枚ぐらい。

壁がみえていてもその越え方は何もわからず。むしろ越えようとしていなかったのかもしれません…

やりたかった美容師ってこんなに大変で辛いものだったのかな?楽しくないなと思う日々

そんな僕に、壁の越え方を時に厳しく時に優しく教えてくださったのが

現在もお世話になっているLilioの代表、金田佳祐さんです。

2017年金田さんによる独立に、声をかけていただき僕の美容師人生が再スタートしました。  

今でも壁はありますが今ではその壁たちは自分を成長してくれる一種の土台となっています!

一人の美容師として人間として成長していけるように、目標を作り日々精進です

 今はお客様が毎日を楽しく過ごせるよう楽に過ごせるよう

周りに褒められるヘアであるように、トレンドと技術を磨く勉強の日々です

今回のモデルさんは、某大学に通う女子大学生さん。スタイルもよく髪もサラサラで現状でも問題なしといったところ。

しかし彼女自身、もっと髪の毛で遊んでみたい!!けれどなかなか勇気と機会がなく日々を過ごしていた

バイトの関係などからから、あまり派手すぎると注意されてしまうとのことなので、

さりげなくお洒落に見せれるイヤリングカラーを提案しました

地方から通う子にとって、デザインしすぎてしまうと地元で浮いてしまうのでお洒落と派手のバランスが課題となりました!

とても繊細なカラーで入れる量で大きくイメージが変ります

クールな面が多いので、イヤリングの毛先にチェリーレッドで華やかに!!

元々の綺麗な髪は大切にしていきたかったのでポイントにカラーして最大限可愛くしようと思いました!